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モンサンミッシェルに住んでみたい

モンサンミッシェル ブログ 21

新婚旅行の行き先を決めるにあたって、妻の希望はモンサンミッシェルでした。

しかし、当時、私はフランス文化に興味が無かったこともあり、結局、私の意見を通して南国リゾートへ。そのとき以来、なんとなく妻に借りがあるように感じていました。

今回のフランス旅行でモンサンミッシェル行きを決めたのは、妻への借りを返すという、そんな背景がありました。

家族それぞれ思い出に残る写真を撮ろう、ということで;

EOS 60D
私はEOS 60D (+ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS)、

PowerShot SX60
妻はPowerShot SX60 HS、

PowerShot SX710
9歳の娘はPowerShot SX710 HS、

をそれぞれ携えて出発。

モンサンミッシェル 地図
モンサンミッシェルの位置は地図で見ると、こんなかんじです。

パリから約350km、途中の小休止を入れて、進むことおよそ4時間。

モンサンミッシェル ブログ 02
牧草地の先にモンサンミッシェルが見えてきました。

モンサンミッシェルは干潟に囲まれた島となっており、本土から島へは橋がかけられています。通常、観光客は徒歩か無料のシャトルバスを利用してこの橋を渡りますが、自転車を利用する方もいます。

モンサンミッシェル ブログ 03
老齢のカップルが自転車で島へ向かう姿。のどかで微笑ましいですね。

モンサンミッシェル ブログ 22
お馴染み、モンサンミッシェルの全貌。世界遺産としての堂々たる輝きを感じます。

島内は、中央にそびえ立つ修道院をはじめ、麓にはお土産屋がひしめいており、ゆっくり見ていたらこれだけで一日観光コースです。しかし、スケジュールがタイトな我が家は超特急で突っ走りました。

モンサンミッシェル ブログ 05
修道院のガラス窓から、干潟に浮かぶ島を切り取った一枚。数百年前に生きた修道士も、私と同じ風景を眺めていたのでしょうねえ。

ガイドさんも無く、無手勝流で進んだので、大切な観光ポイントを見落としたかもしれません。けど、まあそれも良いかと。自分たちのペースで気楽に進み、家族の各々が心に残る風景をカメラに収める。それが我が家の流儀に合っていると思いました。「凜とした人生」 につながっているかどうかは 「?」 ですが。

モンサンミッシェル ブログ 07

モンサンミッシェル ブログ 06
上の二枚は、妻が修道院内で撮ったものです。なにせ被写体が世界遺産ですから、カメラ初心者でも数を打てば何枚かはいい写真が撮れるというものです (妻は自分のセンスの賜物だと言っています)。

モンサンミッシェル ブログ 08
モンサンミッシェルは、カトリックにおけるベネディクト会に属します。同会の特色は 「清貧」、「従順」 とのこと。修道院内は荘厳な空気が流れているように感じました。

ここでモンサンミッシェル発祥のエピソードを伝える、修道院内の壁画 (下の写真) をご覧ください。
モンサンミッシェル ブログ 09

以下はウィキペディアからの抜粋です。
++++++++++++++++++
この島はもともとモン・トンブ (墓の山) と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地であった。
708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから 「この岩山に聖堂を建てよ」 とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。再び同じ夢を見たが、また信じなかった。ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである。
++++++++++++++++++

大天使ミカエルがオベール司教の頭蓋骨に穴を開けた、という奇跡がモンサンミッシェルの歴史の始まりだったのですね。

オベール司教は死後、聖人として崇められ、モンサンミッシェルの近くにある、アヴランシュという町のサン・ヴェルジェ教会に、この伝説の頭蓋骨が残されているそうです。

モンサンミッシェル ブログ 10
それが上の写真です。

モンサンミッシェル ブログ 11
頭蓋骨を拡大した写真をご覧ください。右側後頭部に穴が開いています。

モンサンミッシェル ブログ 12
ところが壁画は左側前頭部ですね。史実と壁画に違いはありますが、まあそれもご愛敬でしょう。

さて、恥ずかしながら、私はこれまで、「モンサンミッシェル」 って一語の地名だと思っていました。

ところがフランス語名は、「Le Mont-Saint-Michel」 ですから、正確には 「モン・サン・ミッシェル」 と三単語に分かれます。Montは山、Saintは聖、Michelはミカエルを意味しますので、日本語訳は 「大天使ミカエルの山」 となります。

この世界遺産が生まれた伝説を知り、ようやく、名前と意味が自分の中でつながった次第です。

モンサンミッシェルの写真を続けましょう。

モンサンミッシェル ブログ 21
冒頭の写真をもう一度。これはモンサンミッシェルの城壁の上から、まわりの干潟を撮ったものです。ブルーカラーが織り成すこの風景、信じられない美しさです。

ところで、この写真、よーく見ると、中央に人の集団が見えるのです。

モンサンミッシェル ブログ 13

モンサンミッシェル ブログ 14
上の写真ですと、人の流れがわかりますね。私は知らなかったのですが、干潟を歩くツアーがあったのです。このツアー、参加したかったなあ。

モンサンミッシェル ブログ 15
こちらは、島内のメイン・ストリートで撮ったもの。品のよいご婦人の歩く姿が印象的でした。

モンサンミッシェル ブログ 16
本土と島を結ぶ橋の上で撮ったもの。逆光に残るシルエットが心に響きました。

モンサンミッシェル ブログ 17
橋を渡り、本土側からモンサンミッシェルを撮りました。

モンサンミッシェル ブログ 18
モンサンミッシェルを眺めることができるレストランで、簡単な夕食をとりました。シードルをワイングラスに注ぎ、テラスで撮った一枚。ピントや露出がなかなか合わず、苦労しました。

モンサンミッシェル ブログ 19
帰路、車中から振り返って撮ったもの。最後まで魅せてくれました。日帰りだったので、夜景を撮れなかったのが無念です。

最後に、月並みな言葉ですが、モンサンミッシェルは美しいと思いました。春夏秋冬、満潮時と干潮時、霧や雨や雪の日、夕暮と夜景と早朝、それぞれで、全然違う姿を見せてくれることでしょう。一年中、撮影を続けても飽きることのない被写体です。人生で時間と金が許すなら、ここに住んで撮り続けたいと思わせるくらいの存在感がありました。

********************

= ブログ後記 =

モンサンミッシェルでは、家族全員がハイテンションだったせいか、膨大な写真が残りました。旅行後の写真の整理で、精魂尽き果てました。

ここで一句。

「 旅のあと 想い出整理 ひと苦労 」
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コメント

非公開コメント

No title

モンサンミッシェルとの美しい風景を見せていただいて、
ありがとうございます。
わたしははパリを訪れたことしかありません。
フランスは奥の深い国なんですね。

引き続き、素敵な旅をお楽しみください!!

こんばんは

はじめまして

久しぶりにモンサンミシェルを見ました。

本当に綺麗ですよね

この写真を見ると、また行きたくなります(´・ω・`)

オムレツは食べましたか??

Re: こんばんは

====================
> はじめまして
>
> 久しぶりにモンサンミシェルを見ました。
>
> 本当に綺麗ですよね
>
> この写真を見ると、また行きたくなります(´・ω・`)
>
> オムレツは食べましたか??

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アンジュさん

コメントありがとうございます。やっぱり、一回の訪問では物足りないですよね。

今回、時間が無くて、オムレツの元祖、ラ・メール・プラールでは食べられませんでした。日本に同店の支店があるので、そこで近々、リベンジ(?) しようと思っています。

Re: No title

===================
イッセイ・ホンダさん

コメントありがとうございます。

リタイアしたら、NHKのフランス語講座で勉強して、またフランスへ行ってみたいです。英語だけでも旅はなんとかなりましたが、やっぱりカタコトでもフランス語で会話できるようになれば、よりフランス文化を楽しめるのではないかと思っています。

No title

はじめまして、漢字のブログ「ボクちゃん日記」の者です。

お写真の美しさに目を奪われます。

僕も撮るのだけは好きなのですが・・。
またおじゃまいたします。

はじめまして


ブログ拝見しました、素晴らしい画像と印象記に思わず共感していました!!モンサンミッシエルは見ごたえのある世界遺産ですね~私たちはアイルランド大噴火に遭遇した日月にモンサンミッシエル観光をしました。ツァー添乗員が日本でお世話してあげた日本留学の当地出身者の女性が流ちょうな日本語でガイドをしてくれたことがツアーの中で印象的な場所になりました。
小さい水彩画と50号の油絵でモンサンミッシエルを描きました!
絵になるモンサンミッシエルですね~

小生もキャノンパワーショット気に入ってシリーズ二台使っていま
す。

ブルージーンズ良いですね!股下82センチのプルパパのお気に入りです!しかし今は後ろ姿だけが売り物です・・・

長々と書き込みしました、前記事もこれから拝見楽しみにしています!!

これからもよろしくお願いします。

No title

すてきな写真がいっぱいですね。
とくに グラス越しに見えるモンサンミッシェル... 
最高です。
ありがとうございます!

モンサンミッシェル・・。

 はじめまして・・で失礼いたします。
ブリキの太鼓という小説で頭に焼き付いた印象的なシーンがあって、絵にしてみたことがあります。
 干潟で潮干狩りしていた尼さんたちが次々と銃弾にたおれてゆく・・・という凄惨でありながら静謐な場面でした。
 描いていて・・もう少し干潟の情報が欲しいと
検索するとイメージにぴったりの干潟の画像があり、それが
モンサンミシェルの干潟でした。
 小説を再び読み返すとまさにギュンターグラスが舞台にしたのもモンサンミシェルの干潟であり、彼の描写力が素晴らしいという当然のことに感動したのでした・・・。すみません・・・長々と・・・
 

No title

ボクちゃんさん

コメントありがとうございます。

今回は被写体がよかったので、おかげさまで自分でも気に入った写真を撮ることができました。漢字検定、がんばってくださいね !

RINZEN

プルートぱぱ さんへ

コメントありがとうございます。

「アイルランド大噴火」 って2010年でしたよね。油絵ですか。いいなあ。私は絵が悲しいくらい下手なんですけど、引退したら絵をやってみたいです。

キャノンのパワーショットは軽いのがいいですね。年齢とともにEOSのように重いカメラはこれからしんどくなってくるかもと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

nagarerukomo さんへ

コメントありがとうございます。

グラス越しの一枚、楽しんでいただけてなによりです。

あの場所で、写真撮る観光客は誰もいませんでした。

しかし、そんなところで 「これ、面白い写真撮れるかも」 と思ってシャッターを切ってみて、気に入った写真が撮れたとき、「オレっていいセンスしているかも!」 と浮かれた気持ちになってしまいます。あの写真はそんな気分に浸れた一枚でした。

今後ともよろしくお願いします。

なのはなS さんへ

コメントありがとうございます。

「ブリキの太鼓」 は、「いつか観てみたい」 と自分の中で思いながら、30年以上も見ていない映画です (もう30年以上も経ったのかと思うと愕然とします)。

しかし、元は小説だったのですね。知りませんでした。それをまた、絵にされるなんて、ステキな趣味ですねえ。私も絵を少し勉強して、そんな世界にトライしてみたいです。

それにしても 「ブリキの太鼓」 の舞台がモンサンミッシェルだったとは。。。驚きです。

今後ともよろしくお願いします。

No title

30数年前サウジに長期滞在してる時に、休暇で酒と女?を求めてフランス・イタリア・スペイン・などに度々行っていました(笑)。
居ながらにしてモンサンミッシエルの旅を味わさせて頂きありがとうございます。

ネイ・プラスさんへ

コメントいただき、ありがとうございます。
サウジアラビアですか!  
サウジからラテン諸国に来られたら、さぞかしワインが美味く感じられることでしょうねえ~  
アラブ諸国もおそらく美女は多いのでしょうけれども、残念ながら、目しか見えないのが残念なところ。
ストイックな環境を苦手とする私にとって、アラブ諸国での生活はちょっと無理そうです。
ご駐在、おつかれさまでした。
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