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ダーティな坂本龍馬を見てみたい

竜馬がゆく

LAMY - サファリ 中字 : ペン
エルバン - グリーンとブルーのブレンド : インク

(妙案はないか)
 竜馬は、暗い石畳の道を足駄でたたきつつ、西にむかって歩いた。
 一案はある。
 その案は、後藤が「頼む」といってきたとき、とっさにひらめいた案だが、はたして実現できるかどうか、という点で、竜馬はとつこうつと考えつづけてきている。
 「大政奉還」
という手だった。

司馬遼太郎 : 竜馬がゆく
====================

前稿で、ピカソは数々の矛盾した側面を持っていたことをお伝えしました。

- 野放図で繊細
- 野蛮で優美
- 残忍さと愛撫
- 冷たさと燃え上がる血

歴史に名を残した天才で、ピカソのような強烈な個性を放った人物は他にだれがいるでしょうか?

私がパッと頭に浮かぶのは、

カエサル、
カエサル

ナポレオン、
ナポレオン

織田信長、
織田信長

坂本龍馬、
坂本龍馬

といった名です。

この4名は激動の時代に生き、その当時は誰も思いつかなかった革新を成し遂げました。

・ カエサルは、ローマを共和制から帝政へと変革する流れを築きました。。
 
・ ナポレオンは、国家システムとしての徴兵制をスタートしました。

・ 織田信長は、鉄砲を主力兵器として活用しました。

・ 坂本龍馬は、誰も想像すらできなかった薩長同盟を成立させました。

ピカソが芸術家として革新的な作品を残したのと同様、彼ら4人が残した偉業は、その偉業そのものが芸術作品だったと言えます。

そこから私が思ったのは、この4名はピカソと同じ個性を放っていたのではないか、ということです。すなわち、

- 野放図で繊細
- 野蛮で優美
- 残忍さと愛撫
- 冷たさと燃え上がる血

こうした個性は、革新的偉業を成し遂げるアーティストに必要不可欠な要素ではないでしょうか。

織田信長は、まさにこの表現がピッタリはまりますね。カエサルとナポレオンも、当てはまると思います。

では、坂本龍馬はどうでしょうか。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」をはじめとした、我々が知る龍馬像は、「野放図で繊細」、「野蛮で優美」は理解できるにせよ、「残忍さ」、「冷たさ」は、イメージとかけ離れています。

ならば、偉業を成し遂げた人物の中で、龍馬の個性は例外だったのでしょうか?

私は、龍馬にも、「残忍で冷たい」 という側面があったのではないかと思うのです。

なぜなら、日本の歴史上、最大の混乱を極めた幕末の時代において、ドロドロして、「残忍で冷たい」という側面を持たずして、偉業を成し遂げられるはずがないからです。

龍馬は日本史におけるスーパー・ヒーロー。数々の歴史家や作家が描いてきた龍馬像はあまりにもカッコ良すぎます。私は、「もしかしたら、龍馬のダーティな側面を物語る資料はすでに見つかっていて、それは表に出ていないだけかもしれない」 なんて思ってしまうのです。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。戦国のヒーローは、いずれもビューティフルな面、ダーティな面、その両面を持っていました。だからこそ、人間臭くて、カッコいいと私は思うのです。

ダーティな面が見られないスーパー・ヒーロー坂本龍馬は、たしかにカッコいい。けれども、歴史家や作家が描く、そうした龍馬の姿は、人間味溢れているように見えて、よくよく考えてみると逆に人間臭さが無いんですね。

ビューティフルとダーティの両面を持っていた坂本龍馬の方が、もっとカッコいいと思います。

いつの日か、そんな龍馬の姿が明らかになる資料が見つかってほしいものです。
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