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ピカソはなぜモテたのか

ピカソと岡本太郎
(1953年4月に撮影されたもの)

ピカソはなぜモテたのか

ペリカン - M800 細字 : ペン
ペリカン - ロイヤルブルー : インク

私にとってピカソほど恐ろしく、そしてひきつけられる存在はなかった。野放図で繊細で、野蛮で優美、残忍さと愛撫と、冷たさと燃え上がる血とがからみあった、二十世紀の奇蹟。
世界じゅうの表現欲が、ピカソという火山口から噴き上げている。

岡本太郎  歓喜
====================

天才ピカソ(1881~1973)は、とにかく女性にモテた人でした。

公になっているだけで、深くつきあった女性は7名にのぼります。

フェルナンド・オリヴィエ
フェルナンド・オリヴィエ

マルセル・アンベール
マルセル・アンベール

オルガ・コクローヴァ  (最初の結婚)
オルガ・コクローヴァ

マリー・テレーズ・ワルテル
マリー・テレーズ・ワルテル

ドラ・マール (1937年に描かれた 「泣く女」のモデルとして有名)
ドラ・マール

ピカソ 泣く女 ピカソ

フランソワーズ・ジロー
フランソワーズ・ジロー

ジャクリーヌ・ロック (80歳で二度目の結婚)
ジャクリーヌ・ロック

“シャネルはピカソをどう見たか” でお伝えしましたが、あの誇り高きココ・シャネルですらピカソに魅せられてしまったくらいですから、現代のどんなモテ男もたちうちできないくらいのモテぶりだったのでしょう。

ピカソと深い親交があり、人並み外れた鋭い洞察力を持った岡本太郎は、ピカソの持つオーラを上述のように表現してくれました。

- 野放図で繊細
- 野蛮で優美
- 残忍さと愛撫
- 冷たさと燃え上がる血

ピカソが数々の矛盾した側面を持つ人間だったことを、我々は岡本太郎の言葉を通じて知ることができます。けれども、それが何故、モテることにつながったのでしょう? 

岡本太郎の「歓喜」という本にある、ピカソとは直接関係のない、次の記述をみて、私はピカソがモテた理由を理解できたように思います。

「意志によって危機に己を投げ、そういう運命にあえて身を置く男、だからこそ栄光の頂点において没落を予感させる、その悲劇的な姿にこそ恍惚とするような男性的男性の、ひらききった美しさが現出するのだ。女性にとって、このような男性はただに力への賛美、憧れの対象ではない。その圧倒的な力の裏にあるもろさ、意外な未熟さによって魅せられるのだ。男性的男性の弱さを、女性は本能的に見ぬいてしまう」

この岡本太郎の言葉は、ピカソをイメージして生まれたものでしょう。

女は単に強い男に魅かれるのではない、真の強い男はリスクを恐れず新たな世界に挑み続けるものであり、そんな男の裏には弱さが潜んでいる。そこに女は魅かれるのだ、というのです。

しかし、世界の流れは、政治や経済の世界における女性の社会進出を見てもわかるように、男性の女性化、女性の男性化が進んでいます。真の強い男は減る一方。

これからは、“強い女の裏に潜む弱さ” に魅かれる男が増える時代となるでしょう。

アートの世界における未来のスーパースターは、ピカソのようなキャラクターを持つ女性になるのではないかと思います。
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