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ブラジルは2018年ワールドカップ予選で敗退する

2014年 ブラジル ドイツ戦

世界の老若男女に 「サッカーで一番強い国は?」 という質問をするとしたら、一番多い答えは 「ブラジル」 となるでしょう。

実際、ブラジルはワールドカップで最多となる5回の優勝を遂げていますし、第一回ワールドカップから連続出場を続けているのもブラジルだけです。

そのブラジルが地元開催となった昨年のワールドカップの準決勝で、ドイツに7-1と大敗した試合は記憶に新しいところです。

ワールドカップ後、ブラジル代表監督に就任したのはドゥンガでした。ドゥンガは1994年のワールドカップでブラジルが優勝したときの主将であり、その後、ジュビロ磐田でもプレーした人です。
ドゥンガ ジュビロ時代

ドゥンガの監督就任後、初めて挑んだ真剣勝負が7月4日まで行なわれたコパ・アメリカ(南米大陸選手権)でした。決勝は地元のチリがアルゼンチンをPKで下し、優勝することで幕を閉じました。
チリ優勝 コパアメリカ

このコパ・アメリカ、私は興味をもって多くの試合を観ておりました。

本大会に参加したのは12チーム。ブラジルは予選を2勝1敗で切り抜けたものの、決勝トーナメント一回戦となる準々決勝で、パラグアイと1-1と引き分けた後、PK戦であっさり敗退しました。

ブラジルのスーパースター、ネイマールは二試合前のコロンビア戦でレッドカードを受けたため、パラグアイ戦は欠場していました。
ネイマール 退場 コパアメリカ

このため、「ネイマールがいればブラジルはこんなもんじゃないでしょう。やっぱりブラジルはサッカー王国であることに変わりはないのでは」 という見方をする方もおられると思います。

しかし私は、たとえネイマールが出場し続けていたとしても、コパ・アメリカでブラジルは歯が立たなかったと見ています。それくらい、今回のブラジル代表は弱かった。というよりも、南米の他国が力をつけており、実力差が接近してしまったのです。

今大会で驚いたのは、各チームがブラジルに対して互角の勝負を挑んできたことです。これはブラジルがその輝かしいサッカーの歴史において、初めて味わった屈辱でしょう。

これまでのブラジル代表にはオーラがあり、対戦するチームは縮みあがっていました。南米でブラジルに対して互角の勝負を挑んでこられるのはアルゼンチンだけ。強国ウルグアイといえども、個人技で勝るブラジルに対してはカウンター狙い一本槍でした。

そんなブラジルが、ネイマールを擁していた予選の試合でも、強国となったコロンビアはもちろん、ペルーにまで真っ向勝負を挑まれたのです。ネイマールを欠いたパラグアイ戦は相手に押し込まれる展開となり、PK戦の結果は妥当なものでした。

仮にパラグアイとのPK戦で勝ったとしても、次の準決勝の相手は今や圧倒的な実力差がついてしまったアルゼンチンでしたので、勝つのはまず無理 (ちなみにパラグアイは6-1でアルゼンチンに敗れています)。準々決勝で敗退したことにより、ブラジルはアルゼンチンに大差で敗れるという汚名を浴びずに済みましたので、ある意味ではラッキーだったかもしれません。

さて、どうやらブラジルサッカー協会もコパ・アメリカの結果を深刻に受け止めているようで、ドゥンガ監督の更迭が噂されています。

有力な後任候補として名が挙がっているのは、レヴィー・クルピ。2007年から13年までセレッソ大阪の監督を務め、香川、清武、乾、柿谷といったプレーヤーを育てた方です。
レヴィー クルピ

ただ、これは私の直感なのですが、監督を変えたところでブラジル代表がそのオーラを取り戻すことは当面無いと思います。ひょっとしたら二度とないかもしれません。それくらい、ブラジル代表の弱体化は深刻です。

ドイツも10年ほど前は厳しい状況に追い込まれていました。しかし、ドイツは国民性のレベルにおいて、問題点を発見し解決する能力が高いため、危機を乗り越えて昨年のワールドカップで優勝を成し遂げることができました。

ブラジルにドイツと同じことは期待できない、私はそのように感じます。創造性に溢れ、観客を魅了するブラジルサッカーをもう見ることができないとしたら、サッカーファンとっては大変悲しいことです。

2018年のワールドカップで、南米の出場枠は4.5となっています。

アルゼンチンは当確。コロンビアとチリも90%以上の確率で予選突破するでしょう。スアレスやカバーニといったスーパースターを抱えるウルグアイも80%以上の確率で突破しそうです (ちなみに今回のコパ・アメリカでスアレスは欠場)。

そうすると残りは0.5枠です。これを残りの国で争うわけですが、南米予選は標高3,537mのボリビアや2,780mのエクアドルといったスタジアムでの試合が待ちかまえており、予選を勝ち抜くのはわれわれが想像する以上に困難です (下の写真はボリビアの首都、ラパスにあるエルナンド・シレス スタジアム)。
エルナンド・シレス スタジアム

このように考えると、ブラジルが2018年ワールドカップ予選を突破するのは厳しいのではないでしょうか。これまでワールドカップ出場はブラジルにとって 「指定席」 でしたが、次回出場できる確率としては60%程度ではないかと私はみています。

ブラジルが出ないワールドカップ? そんな信じられないような事態が起こるかもしれません。
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