
ピュアモルト、と言ってもウイスキーの話ではありません。三菱鉛筆の筆記具です。
ピュアモルトのペンの軸はウイスキーの樽から作られており、この木の感触がとても心地良いのです。
私はこのオークウッド・プレミアム・エディションの3機能ペン (シャープペン、ボールペン2本、型番 MSE-3005) がお気に入りで、以前、
レポートを掲載しました。
これに味をしめまして、同じピュアモルト・オークウッド・プレミアム・エディションのシリーズから、さらに2種類のペンを購入しました。
上の写真は左から右に次の順番で並んでいます。
左 : MSE-3005 ピュアモルト 3機能ペン
中 : SS-2005 (ボールペン)
右 : M5-2005 (シャープペン)
こうして並べてみると、3機能ペンのサイズの大きさがおわかりいただけると思います。
重量の差は次のようになっています。
・28g = 3機能ペン
・23g = ボールペン
・22g = シャープペン
ボールペンとシャープペンの重量差はわずか1gですけれど、手で持って比べるとこの差を感じます。人間の手って本当に敏感なんだなあ、と思います。
軸径の差は次のとおりです。
・12mm(最大)、10mm(口金部分)= 3機能ペン
・11m (最大)、 9mm(口金部分)= ボールペン・シャープ
3機能ペンは径で1mm太いだけですけれど、手に持つとこの差は大きく感じます。
ペンの長さは差があります。
・140mm = 3機能ペン
・132mm = ボールペン
・135mm = シャープペン
シャープペンとボールペンの差は、口金の長さの差ですね。
クリップは、3機能ペンだけが長く他の2種は同サイズです。
このピュアモルト・オークウッド・プレミアム・エディションには、他にも様々な商品がありますけれど、シンプルなデザインのこの3種が美しいと私は思います。
3機能ペンの使用感については、以前お伝えしたとおりですので、ここではボールペンとシャープペンについてお伝えします。
まずボールペンですけれど、長さ、太さ、重さはバランスのとれた良い設計だと思います。
ボールペンで唯一、残念なところは替芯です。このペンには「SJ-7」という0.7mm芯が標準装備されています。インクの出は悪くないのですが、同社のジェットストリームに比べると劣ります。クチコミで、同社の「パワータンク用替芯 SJP-7も使用可能」という情報を見て試してみましたが、やはりジェットストリームの滑らかさには及びません。
とは言いましても、あくまでもジェットストリームとの比較で劣るという話ですので、普段使う際には全然問題無いレベルです。
続きましてシャープペンです。これも文句無しのすばらしいペンです。とても書きやすいです。ただ、残念なのは0.5mm芯しか無いこと。これの0.7mmがあれば自分にとっては最高なんですけど。。。
そしてもうひとつ。はっきりしたことはわかりませんが、このシャープペン、製造中止になっている可能性があります。私はこれに備え、追加で一本を購入し、スペアとして保管しています。
さて、この3種のペン、軸の色に違があるのがおわかりでしょうか。実は、中央のボールペンだけ、「KOYO ポリマール プラスチック磨きクロス」で磨いてみたのです。

10分ほどシコシコ磨いてみたのですが、ラッカーで塗装したみたいにツルツルの表面になりました。
これはこれで見た目に美しく良いかんじですが、手にした感触は磨いていない方が少しザラつきを感じ、私は好きです。このあたりは好みは人によると思います。
以上、ピュアモルト三兄弟のレポートでした。
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