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胃カメラが大好きです

胃カメラと秋元 康
ペリカン M1005 (M)
ペリカン ロイヤルブルー

秋元 康 : おじさん通信簿

どうもおかしい。いつもなら、数秒で、意識を失うはずなのに......。
ここの所、忙しすぎて、眠れず、短時間で深い睡眠を取ろうと、睡眠導入剤(ハルシオン)や抗不安定剤(セレナール)や催眠鎮静剤(レンドルミン)を飲んだのがいけなかったのか!
このままだと、麻酔が効かないまま、口や肛門からファイバースコープを入れられてしまう。その苦しさを想像しただけで、逃げ出したくなった。
そして、僕は新谷先生に懇願した。
「先生、麻酔の効きが悪いようなんですけど.....」
すると、、近くの看護婦さんの声が聞こえた。
「秋元さん、検査は終わっていますよ」
同じような話を聞いたことがあった。
「そんな馬鹿な!」と思っていたが、自分が本当に体験してみて、そういうことってあるのだと思った。
====================

秋元 康さんの 「おじさん通信簿」 という本を読みました。この本の「検査中毒」という話に出てくるのですが、秋元さんは”検査”が大好きとのこと。なにを隠そう、実は私も”検査”が大好きです。なかでもお気に入りは胃カメラ。

私は若い頃、暴食と仕事のストレスにより、胃を痛めました(飲む方はほどほどでした)。胃の検査は20代の頃から毎年行なっています。

常々疑問に思っているのですが、なぜ、人間ドッグで組み込まれる胃の検査はバリウムを飲んで行なうレントゲン検査なのでしょうか?

レントゲンは少量とはいえ被爆しますし、影が見えて再検査となれば胃カメラを行ないます。そうであるならば、人間ドックは最初から胃カメラにするのが理にかなっていると思うんですけどね。

そんなわけで、私はいつも追加料金を払って胃カメラを選択しています。

さて、胃カメラを何度も経験してきてわかったのは、担当医の技術しだいで楽な場合もあるし、苦しい場合もあるということです。下手な担当医にかかると、まさに地獄の苦しみです。私はパニックに陥り、暴れて看護婦さん数人に押さえ込まれたことがあるくらいです。息が詰まって死ぬかと思いました。

そんなわけで、かつては「いい先生にめぐり合えますように!」と検査前は祈るしかなかったのです。

ところがあるとき、追加料金を払うと、睡眠状態に入る麻酔を受けられることを知りました。

この麻酔は、まさに極楽そのもの。看護婦さんが注射を刺して「はい、麻酔を入れますね」という声とともに麻酔液が身体に注入されると「麻酔が効いてきた~」というのを身体感覚でとらえることができます。

通常、睡眠に陥るとき、眠りの世界に入っていく自分を自覚することはできません。しかし、麻酔のときはそれを感じられるんですよね。これをどうとらえるかは人それぞれでしょうけれど、私にとっては強烈な快感です。

この麻酔を受けるようになってからは、毎年の胃カメラ検査が待ち遠しくてたまらなくなってしまいました。

昨年の検査の時は、あることを試みました。麻酔で睡魔が襲ってきても、それに耐えて睡眠に陥らないことは可能か否か、という実験です。

この実験のときの私の感覚は、上述の秋元さんのお話と大変よく似ています。

秋元さんは麻酔を注入されたのにもかかわらず、睡眠に入れなくて焦ってしまいます。「麻酔が効かないなあ...」と思っていたら、実はもう検査が終わっていた、という話。 (余談ですが、秋元さんの検査をされるのは、ベストセラー 「病気にならない生き方」 の新谷 弘実先生。この名医にかかれば、麻酔無しでも苦しくないはずです)

私の場合、麻酔が注入されて睡魔が襲ってきたけれど、「今回は眠らないぞ」 と気合を入れていました。そうしたら、看護婦さんが口の中に入っているカメラを取り出すのです。「あれ、今回は何か問題あって検査中止ですか?」 と聞いたら、看護婦さんから 「検査は終了です」 とあっさり言われて、「えっ?」 とびっくり。

自分では目を見開いて「寝ていない」と思っていても、実際、脳は睡眠状態に入っていたということなのです。

つまり麻酔が効いている間、私の中では時間が止まり、また、目を開けて見ているつもりだったけれど、実は何も見えていなかったということです。

この経験を通じ、麻酔薬の助けを借りたとはいえ、自分が”目で見る世界”や”時間の流れ”という「認識」は、いかにあやふやなものか、ということがわかりました。

人は他人と同じ時間を共有し、同じものを見たら、他人も自分と同じ認識を持つと思いがちです。しかし実際にはそんなことは全然無くて、認識は人それぞれなんですよね。

妻と小さなケンカをするたびに、「認識は人それぞれ。自分の認識ほど、あやふやなものは無い」 ということを思い出そうとするのですが、感情が先立ってうまくいきません。まだまだ修行が足りないようです。
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