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マッキンゼーがアーティストを採用する日

トムピーターズ 経営創造
ペン : モンブラン149 (BB)
インク: モンブラン ロイヤルブルー

トム・ピーターズ :  経営創造

マッキンゼー社とボストン・コンサルティング・グループのコンサルタントたち、そしてMBAの肩書きをもつ者たちにつきまとう厄介な問題は、物事には正解があると信じ込んでいることだ。そして、この連中は自分たちが天からその正解を授かったと思っているから、余計に自分たちの主張を押し付けたがる。
(中略)
もういちど言わせてもらおう。「正しい」答えなんて存在しないのだ。
====================

20世紀後半は、戦略コンサルタントの全盛期でした。マッキンゼーの大前研一さん、ボストン・コンサルティング (=BCG) の堀 紘一さんといった、スーパースターが登場し、日本で最も優れた頭脳を持つ方々が、コンサルティング会社に集まりました。

私も、こうしたコンサルティング会社の方々と、仕事でかかわったことがありますけれど、その頭の回転の速さとバイタリティには、恐れ入ったことを覚えています。

しかし、当時のことを思い出してみると、上述のトム・ピーターズ氏の言うとおり、戦略コンサルタントの皆さんは「物事には正解があると信じ込んで」いました。その信念は、まるで宗教のように揺るぎないものを感じました。

「野球は”知能”の戦い、サッカーは”知性”の戦い」でお伝えしたように;

++++++++++++++++++++
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力。

「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力。
++++++++++++++++++++


ですので、戦略コンサルティング会社は、「全ての問題、課題には正解がある」という前提で仕事を進める「知能集団」です。

「知性集団」ではありません。

しかし、時代の流れを考えると、これからの時代に求められるのは「知能集団」ではなく、「知性集団」ですよね。

すなわち、マッキンゼーもBCGも、これからは知性集団に変身していかねば生き残れないはずです。

「知性集団としてのコンサルティング会社」って、いったいどんな仕事をするのでしょうか?

私のイメージは、佐藤可士和さんや水野 学さんといった、「クリエイティブ・ディレクター」、「アート・ディレクター」のような仕事を、個人事務所レベルではなく、より大規模な組織レベルで行う、というものです。

そうすると、電通や博報堂のような大手広告会社の仕事ともダブってきそうです。

大手広告代理店も、生き残りをかけて変身していかねばなりませんが、そこで戦うライバルはコンサルティング会社ということになるのではないでしょうか。

そんな時代になると、大学の偏差値ランキングも変わってくるかもしれません。アート系の大学が強みを持ってくるでしょうし、アート系の学部を新設する大学も増えそうです。また、これまであまり就職で人気のなかった、哲学学科なんかも注目されるのではないでしょうか。

マッキンゼーやBCGに新卒で採用されるのは、こうしたアート系、哲学系の学校を出た学生が多くなる時代が来ると私は見ています。
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