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モンテグラッパ ピッコラ 万年筆 レビュー

ピッコラ モンテグラッパ 10
ペン  : モンテグラッパ ・ ピッコラ (F)
インク :  モンブラン    ・ ボルドー

*上の写真、うっかり日付けを間違えてしまいました
====================

今回は私のお気に入りの万年筆についてお伝えします。

イタリア、モンテグラッパ社のピッコラです。店頭で見て、「うわー、美しいなあ」と思いましたが、お値段も張りますので、衝動買いは控えました。

早速、家に帰って、このペンについての他の方のレビューを探しました。

モンテグラッパの小型万年筆ですと、ミクラについてはレビューが多いのですが、ピッコラは少ないんですよね。あまり日本では売れてないのかな? 私のセンスではピッコラの方がカッコいいのですが。。。

情報が少ないので悩みましたが、少しお安い通販で購入を決断。カラーはブルー、パープル、レッド、ベージュの中からレッドを選択。ペン先は細字(F)。

1)サイズ
このペンのサイズ等は次のとおりです。

長さ : 118mm (収納時)
     137mm (筆記時-キャップをポストした場合)
     106mm (筆記時-キャップをポストしない場合)

最大軸径 : 13mm (ペン本体)
         14mm (キャップ側)

重さ : 26g (収納時)
     17g (ペン本体)


2)カートリッジ専用
このペンは、「カートリッジ専用」です。稿をあらためてお伝えしますが、小型コンバーターも使えません。カートリッジはモンブランやペリカンなど、欧州規格のものであれば大丈夫です。(*ペリカンはロングサイズのカートリッジもありますが、これは使えません)


3)外観
収納時と、キャップを尻軸にポストした時の姿はこんなかんじです。
ピッコラ モンテグラッパ 07
ピッコラ モンテグラッパ 04
ピッコラ モンテグラッパ 01

軸はレジンですけれども、単純な赤ではなくて、微妙に模様が入っていまして、これが八角形のフォルムと相まって、光の具合によって輝きを変えてゆきます。とても美しいです。

このペン自体の美しさもさることながら、私が魅せられてしまうのは、キャップをはめる部分のネジの美しさです。下の写真は、カートリッジを入れ替える時のように、ペン先パーツを外す途中のところですが、この作業の途中、ネジがクルクル廻りまして、この様がなんともいえず美しいのです。カートリッジ入れ替えの作業も楽しいひとときとなるペンです。
ピッコラ モンテグラッパ 11

こういう作品を作るあたり、さすがイタリアの職人魂、と感じます。他国でこのような万年筆を作れるとしたら、せいぜいフランスくらいでしょう。それ以外の国では、こういうセンスは無いでしょうね。


4)刻印
こちらのペン、シリアルナンバーがペンの尻の部分にさりげなく刻まれています。
ピッコラ モンテグラッパ 02

Montegrappaの印も尻軸に刻まれています(写真の左側です)。同時に、クリップの裏側に「ITALIA」の刻印があります。
ピッコラ モンテグラッパ 03


5)ペン先
ペン先は18金です。ピントが合っていませんが、「750」と記してあり、18金であることがわかります。
ピッコラ モンテグラッパ 05
ピッコラ モンテグラッパ 06

このペン先は細字なのですが、ルーペで観察すると、細字にもかかわらず平研ぎになっています。平研ぎは、それを施すメーカー(モンブランなど)でも、太字からが一般的だと思うので、細字の平研ぎはめずらしいのではないでしょうか。

平研ぎですと、ペン先が紙面に平行にあたらないとカスレが出やすくなりますけれど、幸い、このピッコラは細字のためのか、少しひねって書いてもカスレは出ません。ピッコラの太字くらいにくらいになると影響があるかもしれません。

ペン先の固さは、普通です。柔らかくはありません。字幅は細字となっていますが、国産の中字程度です。


6)書き味
書き味はとても良いです。調整もなく、カートリッジを入れて、紙面に置いたらすぐにインクが出ました。音も無く、紙面を滑るような感触です。


7)カートリッジインクの乾燥問題
さて、このペンには、一点だけ問題がありました。カートリッジのインクが、どんどん蒸発してゆくのです。原因を調べてみたところ、キャップの底の隙間のせいでした。これは、キャップに水を入れてみたところ、底から水が漏れることで判明しました。全てのピッコラがそういう作りなのか、私のペンがたまたまそうなっていたのかjは不明です。

自己責任で「すきまパテ」を使って、キャップの内側から埋めたところ、この問題は解決しました。


8)女性向けの製品
モンテグラッパ社のサイトを見ると、ピッコラは女性ユーザーを意識した製品であることがわかります。サイズもフォルムも女性に合っています。

しかし、男性も、時々、こういう女性向け製品を使ってみるのは良いことだと思うんですよね。現代の消費文化をリードするのは女性ですから、女性向け製品を実際に使ってみて、「なるほど、こういうところに女性は惹かれるのか」 と理解できるところも多いはずです。

多くの男性同様、私には女性服を着る趣味は無いですし(!)、女性用バッグを持って外出するのも抵抗ありますが、女性向のペンならば、外で使っても周りの人から変な目で見られることはありません。オススメです。


8)使用感
ピッコラを使うとき、キャップをポストするか否か、という問題があります。

私は、「あなたはペンのキャップを尻軸にはめて書きますか?」でお伝えしたとおり、「キャップをポストしない派」です。手が大きめの私の場合、ピッコラの106mmという長さは、ポストしないで書けるギリギリのレベルです。

重心はキャップをポストするとほぼ中心、ポストしないと前寄りになります。

小さいペンですが、重量はペン本体だけで17gありますので、万年筆の中では重めになります。

私のようにポストしないで書く場合;

小型 - 重心は前寄り - ペン重め

という条件が重なりますので、「ペン先をコントロールしている感覚」、あるいは 「ペンと紙面の一体感」 は強いです。
ピッコラ モンテグラッパ 08
ピッコラ モンテグラッパ 09


9)まとめ
イタリアらしさに溢れた、個性豊かで美しいペンです。女性がターゲットのペンではあるものの、男性にもオススメできます。このペンは太字よりも細字系の方が似合うように思います。
(2015年3月1日 追記)

「ミニ・コンバーター (小型万年筆用) について」 で、このペンでミニ・コンバーターが使えなかったことをレポートしました。よろしかったら御覧ください。
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