中学受験の経験は一生の財産

勉強なんてカンタンだ 魅力的な人間になる第一歩
Pen : Pelikan - M800 (M)
Ink : Pelikan - Brown

勉強って、なんでしなきゃいけないんだったっけ? 
なんで?
じつは、勉強をするというのは、おもしろい人間になるっていうことなんだ。(中略)
国語、算数、理科、社会・・・ 勉強して「知っていること」を増やしていくことは、魅力的な人間になる第一歩ってことなんだね。

齋藤 孝 : 勉強なんてカンタンだ!
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今年に入り、ブログ更新のペースが落ちてしまいました。書きたいことはたくさんあるのですが、睡眠を削ってまでがんばると、すぐに体調を崩すタイプなので無理せずにいます。

このようになってしまった理由は、仕事で問題が多発したということもあるのですが、なんといっても一人娘の中学受験勉強のフォローに取られる時間が大きいです。

今年の1月、「この子も4月から小学4年生か。そろそろ中学受験するか否か、決めないといけないなあ」 と考え、受験について調べ始めました。

真面目な親御さんなら、もっと早いうちからそんなこと決めているのでしょうが、今思えば我が家は呑気なものでありました。

さて、「まずはどこを志望校にするか考えよう」 と、偏差値ランキングを調べるところからスタートしました。
中学受験 偏差値ランキング

私は小学校から高校まで一貫校で育ったので、中学受験の世界はよく知りません。それでも、有名校の名前を聞いたことはあったし、各校の偏差値のイメージは持っていました。

実際にランキングを調べてみると、私のイメージとからは大幅に変わっていることがことがわかり、びっくり仰天しました。そりゃそうですよね、私の中高の頃といったら30年以上も前なのですから。

かつての有名校の凋落。逆に、聞いたこともない学校が、今や「難関校」になっている!

塾の勢力図も大きく変わりましたね。
塾ランキング

私が子供の頃は、中学受験といえば四谷大塚を置いて他にありませんでした。
四谷大塚

小学生の頃、四谷大塚へ通っている子に、算数のテストの問題を見せてもらいましたが、あまりに難しすぎてショックを受けたことを覚えています。

それが今はSAPIXが他を圧倒する時代になってしまいました。
SAPIX 実績

「SAPIXなんて聞いたこともないな」と思って調べてみたら、1989年設立だそうで、私が知らないのも当然です。

「テキトーに塾にでも入れて、そこそこの学校へ入れておけばよいかと思ったけれど、これは親がしっかり研究しないとダメだ」 と痛感しました。

私は根が凝り性なものですから、そこから先は趣味が 「娘の中学受験対策」 の状態になっております。ホンモノの親バカですね。

しかし、小学3~4年生の子供が自ら 「わたし、受験して○○中学へ行きたい!」 などと言うケースはまず無いわけですから、中学受験は親がバカになってでも主導していかねば、うまく行かないものだと思います。

そんなわけで、受験向けの塾に娘を入れてまずはスタートしてみたわけですが、テキストを見たらこれがまた難しいのです。算数では4年生の上期でいきなり、私が算数アレルギーとなる原因になった 「植木算」 やら 「つるかめ算」 が出てきます。
つるかめ算

各チャプター、基礎問題から始まって、最後は受験レベルの問題まで解いていかねばなりません。

当然、娘は予習で塾の教科書を開いても全然わからないですから、「わかんない。やだ。やめる!」 と言い出します。そこでやむをえず、「何、どこがわからないの。パパが教えてあげるから一緒にやろう」 といって、かかりっきりになる始末。

それからは娘も私も生活サイクルが一変してしまいました。学校の宿題、毎日の計算トレーニング、漢字トレーニング、塾の予習・復習、レッスン、テスト。。。。。 娘もかわいそうですが、休む暇もありません。最近、娘はトイレが唯一の息抜き場みたいになってしまい、なにかあるとすぐにトイレへ向かうのが習慣になってしまいました。
トイレに逃げ込む

こんなかんじで、志望校合格 (*娘の場合、まだ志望校は漠然としたものですが) を目的としてスタートした受験勉強なんですけれど、娘に付いて一緒に勉強してゆくうちに、気づいたことがあります。

「この受験勉強をしっかりやれば、たとえ志望校に入れなかったとしても、この経験は娘にとって一生の財産になる」 ということです。

中学受験で勉強する内容は、かなり高度なものです。難関中の国語の問題などは、普通に大人が読む本から出題されてきます。おそらく、難関中に合格する子であれば、同じタイミングで大学受験しても、偏差値のそれほど高くないところであれば合格点を取れてしまうでしょう。

したがって、「中学受験をキッチリやった子は、社会で生き抜くために必要な基礎知識をすでに身に着けている」 と言えると、私は思うのです。

上述の齋藤 孝教授の言葉、「国語、算数、理科、社会・・・ 勉強して 『知っていること』 を増やしていくことは、魅力的な人間になる第一歩ってことなんだね」 にありますとおり、「知っていること」 を子供のうちに増やすことができた子は、人生をより深く楽しむことができる可能性が高いといえるでしょう。

それは 「一流校へ行って、よい就職ができる人生」 という上っ面の意味ではなく、「豊かな好奇心を持ち、この世を面白いと感じられる人生」 という本質的な意味においてです。

そのことがわかってから、私にとって、娘の志望校合格は 「目的」 ではなく 「手段」 になりました。目的はあくまでも、「この子が、真に面白い人生をすごすことができるようにするための基礎固め」 です。

娘は、4年生にして 「私、受験に落ちたらどうしよう、、、」 などと言うことがあるのですが、私は 「心配しなくていい。落ちても全然問題ないよ。こうして勉強すること、それ自体が大切なんだ。齋藤 孝先生もそう言っているでしょう」 と伝えています。

私もこんな綺麗ごとを言っていますが、現実の世界では、「勉強嫌い! 受験やらない!」 と泣き叫ぶ娘を叱りつける、格闘の日々が続いています。いつの日か、そんな日々を娘が感謝してくれる日が訪れることを信じながら。。。
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