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オクラのジュースで血糖値を下げる

オクラのジュース

今回は私のお気に入り、オクラのジュースをご紹介します。

納豆、山イモ、オクラといったネバネバ食品は身体に良いと言われますね。このネバネバの正体はムチンや水溶性食物繊維のペクチンでして、胃などの粘膜を保護し、コレステロールを下げ、血糖値も下げる効果があるとされています。

このオクラジュースに興味を持ったきっかけは、2015年6月10日に放映された、NHKのためしてガッテン 「食べて糖尿病大改善!」でした

この番組によると、腸内の善玉菌を増やすことが、糖尿病対策に有効であることが近年の研究で明らかになったとのこと。善玉菌を増やす方法として、番組HPでは次のように述べられています。

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< 血糖値を下げる腸内細菌を増やす食品について >
腸内細菌は 「水溶性食物繊維」 を食べて増えていきます。水溶性食物繊維が多くふくまれる食品は、ゴボウやたまねぎなどの根菜類、キノコ類、ひじきやわかめなどの海藻類、納豆やオクラなどねばねばする食品です。
++++++++++++++++++++

これを見て、「オクラのネバネバだけを取り出して飲んだら効率的じゃないか」 と考えました。

作り方はこんなかんじです。

1) オクラ1パックを適当にスライスして1リットルくらいの水にさらします。
2) 半日から1日くらい冷蔵庫で置くと、ネバネバジュースができあがります。
3) これをザルで漉して容器に入れます (上の写真)。

調味料も何も入れません。あとはこれを水代わりに飲むだけ。

少し青くさいですけれど、かすかな甘味も感じられ、トロっとした喉越しも良く、私は好きです。

ペクチンだけを抽出するつもりなら、熱を加えた方が効率良いのですが、そうすると熱に弱いムチンが消えてしまいます。せっかくならムチンもとりたいので、私は熱を加えずにネバネバを抽出することにしています。

このオクラ、一日置いては抽出し、また水を加え、と繰り返して3回くらいは使えます。

最後の残ったオクラの実は、味噌汁に入れるなど、他の料理に使うことができます。

今日はめんつゆで3分ほど煮て、冷ましてから酢を加え、おろし生姜をそえていただくことにしました
オクラの残り実の活用

このオクラのジュース、妻に作ってほしいと繰り返しお願いしているのですが、めったに作ってもらえません。妻には、「普通の家庭なら、奥さんがご主人の健康を憂慮して 『あなたはこのままだと糖尿病になるから、このジュースを飲みなさい』 って言って作るものじゃないかな?」 と問いかけるのですが、全然効果なし。

「自分の健康は自分で守りなさい」 という無言のメッセージと理解しました。オクラの買出しからシコシコ自分でやらねばならない生活が続きそうです。
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日本は医療後進国  健康診断の落とし穴

健康診断の落とし穴

Pen : Pilot - Custom Heritage 92 (M)
Ink : Pilot - Murasaki-Shikibu


早朝空腹時血糖値は、健康診断で検査するので、IFG (Impaired fasting glucose: 空腹時血糖異常) があれば、発見できるでしょう。これに対して、IGT (Impaired Glucose Tolerance: 耐糖能異常)、いわゆる食後高血糖タイプは、会社の健康診断では空腹時しか検査しないので、見過ごされます。
IGTのほうがIFGより、確率的には多いので、現行の健康診断のシステムには、問題があります。

ドクター江部の糖尿病徒然日記 
< 2015年11月18日:糖尿病あるいは境界型、早期発見のために >

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「血糖値との戦いが始まった」 という稿でお伝えしたとおり、現在、私は糖尿病境界型 (糖尿病予備群ともいいます) の状態でして、血糖値を落とすことが最近の趣味になっています。

やせ型体型の私は、「糖尿病は肥満の人がかかる病気」 と長い間、思いこんでいましたから、自分が糖尿病の一歩手前の状態であることを知り、ショックを受けました。それから糖尿病のことを勉強して様々なことを知るようになりました。

まず、糖尿病発症を発症する前段階として、人間の身体には 「血糖値の異常」 が生じます。この 「血糖値の異常」 を分解すると、「空腹時の血糖値異常」 と、「食後の血糖値異常」 に分かれます。

すると、全ての人間は、次の5タイプに分類できることになります。

A) 空腹時の血糖値が正常、食後の血糖値も正常 (正常人)
B) 空腹時の血糖値が正常、食後の血糖値が異常 (糖尿病境界型)
C) 空腹時の血糖値が異常、食後の血糖値が正常 (糖尿病境界型)
D) 空腹時の血糖値が異常、食後の血糖値が異常 (糖尿病境界型)
E) 糖尿病患者 (糖尿人)
* 私は現在、Bの状態です。

正常人 (=A) が糖尿人 (=E) に至るまでの経路は次のパターンがあります。

パターン1 : A → B → E
パターン2 : A → B → D → E
パターン3 : A → C → D → E

京都の高雄病院の江部康ニ先生によると、日本人の場合、パターン3は少なくて、ほとんどはパターン1か2だそうです。

ということは、「食後血糖値の異常」 の早期発見が、糖尿病予防の最大の鍵ということになります。
食後高血糖

ところが、日本の健康診断でチェックするのは 「空腹時血糖値」 のみであり、「食後血糖値」 は検査対象に含まれていません。掲題の江部先生の言葉どおり、現行の健康診断のシステムは大きな欠陥を抱えているのです。

厚生労働省の発表によると、糖尿病、もしくは糖尿病境界型に属する人は日本人の五人に一人程度とのことですが、本当はもっと多いはずです。なぜなら食後血糖値の検査をする方はほとんどいないからです。

糖尿病は、それ自体が直接の原因となって亡くなる方は多くありません。しかし、ガン、脳卒中、心筋梗塞などで亡くなる方の多くは、糖尿病、もしくは糖尿病境界型であることがわかっています。したがって、日本人の根本的な死因の第一位は糖尿病とも言えるでしょう。

国家が抱える膨大な医療費負担を削減するために一番早い対策は、食後血糖値の検査を充実させることではないでしょうか。政府な何をモタモタしているのかと思います。

糖尿病検査の他にも、現行の日本の健康診断システムには問題があります。

例えば胃ガン検診。日本での内視鏡 (胃カメラ) ではなくて、バリウム検査 (エックス線) が主流になっています。
バリウム検査

胃ガンの早期発見ということで考えた場合、内視鏡の方が圧倒的に優れています。どのみち、バリウム検査でひっかかったら 「では内視鏡で調べてみましょうか」 ということになるのですから、最初から内視鏡で検査すればよいのです。検診を全て内視鏡にすれば、胃ガンで亡くなる方は減るでしょう。しかし、厚生労働省の動きは信じられないほど遅い。2015年7月31日、日経新聞で次の報道がなされました。

********************
厚生労働省のがん検診のあり方に関する検討会は30日、市区町村が行なう胃がん検診について、これまで40歳以上で推奨してきたエックス線検査のほか、内視鏡検査も推奨するとの提言をまとめた。
********************

2015年にして、やっと胃の内視鏡検査の推奨が始まったところですので、バリウム検査から切り替わるまで、最低でも10年はかかるでしょう。いったい、厚生労働省は国民の健康を守る意思があると言えるのでしょうか?

内視鏡検査ということでは、大腸の内視鏡検査が一般化されていないという点も、大いに疑問を感じます。大腸ガンの初期段階で便鮮血陽性となったら、かなりラッキーでしょう。実際には検査で陽性と出たときには、ガンの進行が進んでいたというケースは多いのです。

しかし、内視鏡検査をすれば、高確率で初期の段階でも発見できます。今年も俳優の今井雅之さんが大腸ガンで亡くなられましたが、「内視鏡検査を受けておられれば、、、」 と思うと残念でなりません。

大腸ガンはすでに死因の上位に来ており、今後も増加傾向なのですから、医療費削減を目指すために、国が音頭をとって内視鏡検査を推奨すべきなのです。

以上、長々と述べましたが、日本の健康診断システムは大いに問題があります。「年に一度、健康診断を受けておけば安心」 という考え方は危ういと思います。

自ら情報を集め、お金と時間というコストをかけ、家族の健康を守るためにイニシアティブをとっていく必要があると私は考えます。

白鳳の猫だましとネイマールのヒールリフト

白鳳 猫だまし

白鳳とネイマール
Pen : Delta - Delta Dolcevita Oro (M)
Ink : Pelikan - Royal Blue

北の湖理事長は 「(猫だましを)やるってのは、なかなかありえない。やられる方もやられる方だけど、やる方もやる方。横綱としてやるべきことじゃない」 とあきれ気味。

2015年11月17日 日刊スポーツ
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大相撲九州場所の10日目、白鳳は栃皇山との対戦で、相手の顔の前で両手をパチンと合わせる、「猫だまし」という奇襲戦法を用いて勝ちをおさめました。

「白鳳、美しく勝つことへのこだわり」 というで稿でお伝えしましたが、白鳳は、「勝つためには手段を選ばない」 というタイプではなく、「横綱だからこそ、お客さんを魅了して、美しく勝たねばならない」 という美学を持っている力士です。

今回、「猫だまし」 の採用を決断するまで、白鳳は徹底して考え抜いたに違いありません。この試合で勝つことはもちろんのこと、残り5日間の対戦相手に対して 「今場所の横綱は何を仕掛けてくるかわからない」 と迷わせることによって有利な立場を築くことをも狙った上での判断だったのでしょう。

試合後、余裕の笑顔で白鳳は栃皇山の肩を叩いたのですが、その笑顔の裏には 「今場所はもらった!」 という確信が秘められていると感じました。

さて、この猫だましについて、上述のとおり、北の潮理事長は強く批判しています。その根底には、「横綱は奇襲戦法のような卑怯な技は使わず、正々堂々と戦うべきである」 という信念があるのでしょう。

一方、白鳳は前述のとおり、高い美意識を持っている力士ですから、猫だましもその美学の表現のひとつと考えているはずです。

自分はどちらの考えに傾くかというと、白鳳です。では、何を根拠にそう思うのだろうか、と考えてみると、これが意外に難しい。

辿り着いた結論は、「エンターテインメントにおいては、客を楽しませてくれるか否かが価値基準となる」 というものでした。

日本文化が海外において人気を高めている現在、テレビによる相撲観戦を楽しみしている外国人も増えています。横綱の猫だましをみて、「相撲って面白いなあ、こんな技もあるんだ」 と感銘を受けた外国人は多かったと思います。言葉を変えるとすれば、白鳳は相撲のエンターテインメント性を高めてくれたと言えるでしょう。

今回の白鳳の件で思い出したのは、今年の5月30日、ネイマールがスペイン国王杯決勝のビルバオ戦、後半40分で見せてくれたプレーでした。
ネイマールのヒールリフト

スポーツライター、小宮良之さんは次のように表現されています。

「左サイドでロングパスを収めたネイマールが、ビルバオのディフェンダーと1対1で対峙したとき、両足でボールを抱えて相手の頭越しにドリブルしてゆくプレーを見せた。(中略) この技は失敗したが、ビルバオの選手たちが一斉に激昂した。ネイマールに激しく詰め寄り、その行為を非難、その表情は怒気を含んでいた。 『私がビルバオの選手だったら、同じようなリアクションを取っただろう。もしくは、もっとひどい反応をしていたかもしれない』 バルサの指揮官であるルイス・エンリケまでがネイマールをたしなめるような発言をしたほどだ」
ネイマール ビルバオ戦

同様に、バルサの (元) 同僚、シャビ選手もネイマールのこのプレーを問題視する発言を残しています。

スペイン人には、スペイン人にとってのサッカーの美学があるのでしょう。ネイマールのプレーはスペイン人にとって許すことのできないものだったわけです。しかし、ネイマールにはブラジル人としてのサッカーの美学があり、彼は試合後も 「自分のプレースタイルを変えるつもりはない」 と断言しています。

はたして、どちらが正しいのでしょうか?

相手選手のファウルによりこのプレーは成功しなかったものの、世界のサッカーファンの大多数はこのプレーに感銘を受けたはずです。

スペイン人選手の騎士道文化はご立派でありますが、世界のサッカーファンはネイマールの妙技に魅了されるわけでして、この一件は哀れなドン・キホーテ同様、スペインサッカー界の凋落を意味しているような気がしてなりません。
ドンキホーテ

あらゆるエンターテインメントは、客を楽しませる方向に進化してゆく。相撲もサッカーも、この流れを止めることはできない。私はそう感じています。

スパゲッティにスプーンを置かないという哲学

スプーンとスパゲティ

日本ではスパゲッティを食べる際、スプーンの上でクルクル巻いて食べる人が多いです。このことは、「まっとうなイタリアンを見定める」 という稿でお伝えしたのですが、イタリア本国はもちろん、他の欧米諸国でもあまり見かけないスタイルです。

先日、イタリアの方、何名かに会う機会がありましたので、この日本における奇妙なスタイルについて質問してみました。

するとどうやら、スパゲッティを食べる際にスプーンを使う習慣は、イタリア南部に残るものだということがわかりました。しかし年々、イタリア南部でもこのスタイルは減少する傾向にある、すなわちスパゲッティを食べる際にはフォークのみを用いるスタイルが優勢になってきているようです。

イタリア北部ではもちろんのこと、南部でも消えつつあるこのスタイル、日本で 「正式なイタリアンの食事マナー」 として残るとしたら、笑止千万と言うほかありません。

さて、日本において生きている、スプーンを使ってスパゲッティという奇妙なスタイルについて、次のふたつのシチュエーションを考えてみたいと思います。

シチュエーションその1: アタックした女性との初めてのデート。イタリアンレストランで注文したセットメニューにスパゲッティが組み込まれていた。自分はスプーンを使って食べるのか否か。

シチュエーションその2: 自分が開業したイタリアンレストラン。スパゲッティをオーダーしてくれたお客さんに対して、フォークと同時にスプーンも机に置くのか否か。

まず 「その1」 から。

日本においては大抵の場合、女性はスプーンを使ってスパゲッティを食べるでしょう。それに対して 「キミね、イタリアではスパゲッティを食べるとき、スプーンを使ったら笑われるんだよ」 なんて言ったら、ゲームオーバーです。だからそれは言えないとして、問題は自分がどうするかです。

選択肢1 : フォークだけで食べる
選択肢2 : 奇妙だと思いつつ、相手にあわせてスプーンを使って食べる

実を言いますと、私は妻と (当時は結婚前) 最初の頃のデートで、選択肢1をとりました。自分が 「美しくない」 と思うことは、どうしてもやりたくなかったんです。妻は 「この人はマナーが悪い人ね」 とマイナスポイントで見たのかもしれませんが、「それで嫌われるなら、ご縁が無かったと思ってあきらめよう」 と判断しました。

選択肢2をとる男性は、優しいんでしょうね。私には真似できません。

次に 「その2」、イタリアンレストラン開業のケースです。

笹島保弘シェフが展開するレストラン、「 イルギオットーネ (下の写真)」 のように、「日本発のイタリアン」 というコンセプトの店を自分が出店するとすれば、日本のイタリアンのスタイルに従って、スパゲッティのオーダーに対して、スプーンを置くようにします。
イル ギオットーネ

しかし 「本格的なイタリアン」 を目指す店であれば、スプーンを置きません。もちろん、お客さんから 「スプーンをください」 とリクエストされれば断りませんが。

たとえ、食べログに 「パスタ (スパゲッティ) のオーダーに対してスプーンを置いてくれないのは不親切」 とネガティブに書かれたとしても、置かないでしょう。

なぜかというと、スパゲッティを食べる際にスプーンを使うのは、私の美的センスに合わないからです。

フォークだけで食べることができるものにスプーンまで使うというのは無駄であり、無駄は美しくない、と思うのです。

自分がもし店を出すとすれば、そうした細部まで自分の哲学を込めた店にしたいです。逆に言うならば、それくらい哲学を込めなければ、良い店はできないと私は信じてます。

良い店、良い宿は、注意しないと気がつかないような細部に、オーナーや支配人の哲学が込められています。「こだわり」 と言ってもよいでしょう。客はその哲学を読みとることで、レストランや宿で過ごす時間を、より豊かなものに高めることができます。自分が店を出したら、お客さんにはそうやって楽しんでいただきたいと思います。

プロフェッショナルとは、「自分が手がける仕事において、その細部にまでわたって、哲学を込めることができる人」、ということなのかもしれません。

大谷選手に贈る万年筆を考える

大谷選手と万年筆

Pen : Pilot - Custom Heritage 92 (M)
Ink : Pilot - Murasaki Shikibu

~ 大谷 中田から「今季15勝」のご褒美、高級万年筆リクエスト ~

日本ハム・大谷が「書」で飛躍する。千葉・鎌ヶ谷での秋季練習後、大谷は主砲・中田とシーズン前に約束した 「今季15勝」 を達成し、ご褒美として 「高級万年筆」 をもらうことを明かした。すでに中田にはリクエスト済みで 「書くことが減っている。きちんとしたものがあれば、そういう気持ちになれる」 と心待ちにした。

岩手・花巻東時代。毎日の練習後に反省や目標を記す 「練習日誌」 が課されたことで、大谷にとって書くことは習慣の一つになった。目標をより明確にし、実現性を高めることが狙いだ。大谷はプロ入り後も日記をつけ、趣味の読書では、大事な箇所を手帳にメモして「二度読み」する。小説や自己啓発本などジャンルはさまざまあで 「無駄なところを省きたい。2回読んでやっとわかることがある」。読んで、書いて、読む。そうして自分の成長の糧にしているのだ。

2015年10月22日 スポニチ アネックス
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イチローは日本人として初めて、メジャーリーグで殿堂入りすることでしょう。では、彼に続く日本人は誰なのか?

私は上のエピソードを知り、日本ハムの大谷選手ではないかと考えるようになりました。

彼はまだ21歳。その若にして、「きちんとした高級万年筆があれば、文を書く気になれる」 と言ってのけるのは、あっぱれという他ありません。この一言で、彼の頭脳は成熟した40歳のレベルとうことがわかります。

メジャーリーグの頂点を目指す若者は世界中で数多くいますけれども、大谷選手ほどの肉体と頭脳を持つ人は存在しないはずです。将来、メジャーで大活躍する大谷選手が目に浮かんできますね。

ところで、、、上述の報道によれば、中田選手が、大谷選手に万年筆を贈るとのこと。

はたして中田選手は、どの万年筆を選ぶのでしょうか?

自分が中田選手だったとしたら、まず次のように考えます。

1) 万年筆の匠の技を感じてもらえるペン
2) 万年筆の美しさを感じてもらえるペン
3) 「書く」という行為に喜びを感じてもらえるようなペン
4) 大谷の身長は193cm。当然、手も大きいので中型以上のサイズのペン

ここでは、各社の限定品は除いて、定番品でしぼっていきます。

まず、一番目の 「万年筆の匠の技を感じてもらえるペン」 というポイント。やはり、ピストンなどの吸引式ペンを選びたいです。インクを吸い取るあの楽しみを通じて、心が癒されることもあるでしょうし、小さな製品に込められた人間の叡智に感動する日もあるでしょう。

そうすると国産品で残るものはほとんどありません。

セーラーのプロフェッショナルギア・レアロ、
プロフェッショナルギア レアロ

パイロットのカスタム823
カスタム823

といった吸引式はありますけれど、「万年筆の美しさを感じてもらえるペン」 という点ではインパクトが薄いです。

では海外品ではどうか。

パーカーならデュオフォールド。パール&ブラックは見た目も豪華でカッコいい。
パーカー デュオフォールド

ウォータマンならエドソンでしょうか。サイズ、ルックス、ともに申し分無し。
エドソン

ただし残念ながら、両者ともに、吸引式ではありません。

そうすると、ペリカンやモンブランといったドイツ品が有力候補になってきます。

ペリカンなら大谷選手に合いそうな最大サイズはM1000になりますが、万年筆デビューの方に贈るということなら、M800が適切だと思います。柄は定番の緑縞でしょう。
M800

サイズ、筆記感、ルックス、どれも申し分なしです。けれども、「中田が大谷に贈る万年筆」 として、ペリカンM800は、あまりに無難すぎて面白さに欠けます。何かひとひねりほしいところ。

モンブランも同様に無難すぎますね。

そんなわけで、私だったらイタリア品を選びます。

まずはデルタならドルチェビータ ピストン・フィリングでしょうね。
ドルチェビータ ピストンフィリング

そしてもうひとつ、アウロラのオプティマも捨てがたい。カラーは迷うところですが、この一本、ということならブルー。
オプティマ

他のイタリア品は、機能に信頼がおけないので選べません。

結局、私のセンスではドルチェビータとオプティマの一騎打ちとなります。

この勝負、難しいところですが、私ならオプティマを選びます。

理由の第一は、ペン先の感触はどちらも良いのですが、私はオプティマの方が好みであること。表現しにくいですけれど、シャリシャリっとした、紙面をすべる感触が好きなんですね。「書く」 という行為に喜びを感じてもらえそうです。

もうひとつの理由は、オプティマ独特の 「リザーブ・タンク機能」 が面白いこと。これはインクが切れても、尻軸を回すと予備インクが出てくる、というものです。実際に吸引窓からこのリザーブタンクの様子がうかがえるのですが、とてもユニークです。このペンを設計された、職人の魂が感じられます。

勝手な妄想を続けて、オプティマ・ブルーを私は選んでしまいましたが、中田選手は何を選ぶのでしょうか。

なんだかモンブランになりそうな気がします。それも146の細字 (F) あたり。もしくは149の中字 (M) か。

モンブランはブランド力ではダントツですけれど、「美しさ」 と 「書く楽しさ」 という点では、劣るように思います。

今回、大谷選手がモンブランを受け取ったとしても、これをきっかけに、将来は国産含め、様々なペンに進んで、万年筆ワールドにハマってほしいものです。
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